Service design night vol.7 -デザイナー組織の作り方 にいってきました
昨日service design nightにおじゃましてきました。
うちの会社は現在デザイナーが一人しかいないのでデザイン組織(単独)なんですが、 一人ということは社内でのデザイナーのあり方だったり会社へのデザインでの寄与だったりというところは、やりたい放題なわけでなので、 組織をつくるような皆さんはどんな感じで会社に対してデザインの価値を提供してるのかな〜と思って気軽に抽選応募たら当選したので行ってきました!
【増枠】実践者から学ぶデザイン組織の作り方 〜 初めの一歩を踏み出すために今日からできること 〜|IT勉強会ならTECH PLAY[テックプレイ]
場所は3331 Arts Chiyoda 眼の前は公園なので、まさに夜の学校という感じの匂いがしてよい…
サービスデザインナイト
dely株式会社
- クラシル(レシピ動画サービス)
- デザイン組織
- 継続的にデザインにコミットする
- デザイン負債を防ぐ
- 一貫性の欠如など
- デザインのリファクタリング
- デザイントレンドのキャッチアップ
- デザイン負債を防ぐ
- 継続的にデザインにコミットする
- デザインの領域
- デザインフェーズと実装フェーズに分かれる
- デザインフェーズでは設計までやる
- 課題発見からデザイナーの領域
- 変更前にデザインを動画にとって検証する
- デザインフェーズと実装フェーズに分かれる
- デザイン知見の共有
- デザインブログで発信している
- 社内にも社外のも共有している
- なぜデザインが必要なのかというのものをきちんと発信する
Cloudworks
- ボトムアップでつくるデザイン組織
- 二年前くらいのデザイン組織ができた
- 今は10人くらい
- 後方支援のマネージャーと、現場のリードデザイナー
- デザインの重要性を示す
- 結果で示す(数字)
- プロセスで語る
- デザイナーだけでデザインしない
- デザイナーがいるときといないときの差を実感してもらう
- 評判で語る
- 積極的に社外に情報を発信する
- それによりデザイナーの可動範囲を拡大できる
- プロダクト自体をみることができるようになっていったり
スタートトゥデイテクノロジーズ
- スタートトゥデイの下に技術専門子会社がある
- 組織が大きくなるに連れてどうデザイン組織が変わったのか
- 完全に縦割りに振り切って専門性を高めている
- チーム作りで工夫してる点
- 結果人なのでどんな人を迎え入れるか
- 社内公募
- デザインスキルは問わない
- 会社の空気感やノリと同じ完成を確認する
- 社内公募
- 結果人なのでどんな人を迎え入れるか
- 個人個人が経営者の声をきき同じ方向を向くにはどうすればいいのか
- 会社、サービス、経営者仕事仲間を好きになる
- そのために福利厚生が多かったりする
株式会社OPT
- デザインのない組織をデザインする
- デザイン経営宣言
- デザインの投資価値が見えにくい
- デザインをインストールする
- 行動指針の刷新をしたことにより会社の改善につながった
- クレドカードなどを作って配りデザインを組織にインストールしていく
- デザインの著名な人を登壇するところにつれていく
- エグゼクティブクラスのスライドのデザインをする
- その結果話をきいてくれるようになった
- イノベーション力
- イノベーションを軸にして考えると5層に分かれる
- ビジョン、ミッション、バリューに分けて考える
- 現状を再整理して見るようにした
- フレームを使って整理しているが、整理よりも前進するためにつかうといい
- フレームを全役員が書いて社員に公開
- KPIに当てはめている
- デザイナーは経営者と対話が必要
全体的に…
- 社内でデザインの価値を会社に伝えるフェーズが成功しかかってきている
- 経済産業庁のデザイン経営宣言を元にビジネスサイドもデザインに対する意識が少し変わっている
- とはいえ、やっぱり「デザインに投資」というところは及び腰が多いので様々な手法を使っている
- デザインの価値をどう設定し、デザインの効果をどう膨らませて行くかをしっかり計画して進めて行くことが必要
- 大風呂敷を広げるよりは多少泥臭い感じだったりして身近な成功体験や効果を実感してもらうのが一番よさそう
感想
最初は「デザイン組織ではたらいたことも組織を作ろうともしたこと無いけどいいのかしら…」と思ったが、実際行ってみてデザインに対してどう投資してもらうかという具体的な施策を聞けてとてもよかったです(*´∀`)
実際デザイナーは雑多な仕事が多すぎることで忙殺してしまう…ということが多く、 デザインの価値をビジネスサイドに伝えるというところまでは実際は手が回らなかったり、 本格的にイノベーションを含めたデザインをしようとしてもビジネスサイドからの理解が得にくかったりしている問題があると思うので、小さくとも成功例がわかるのは勉強になりました。